ふもとに下りて
皆さんこんばんは。
マネジャーの新木です。
今日から2日間、某金融機関にエクスターンシップをしています。
M&Aについてのケースワークをやっているのですが、
金融系についての知識を深めるいい契機になっています。
明日の午後最終プレゼンなので、それまで引き続き頑張ります。
※紹介してくださったプリンシパルの青山さんには本当に感謝です。
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私は今年1年間で7つのエクスターンを経験しているのですが、
今回よりもシビアでプレッシャーのかかったものも多くありました。
ですので、ついつい「こんな簡単なことで…」とか、
「なんて生産性が低いんだろう…」と思ってしまう瞬間もあります。
でも、ほんの半年前、自分も似たようなものだったのかもしれません。
右も左もわからない中で、とても優秀な人たちとワークして、
心も体もボロボロになってしまったエクスターンもありました。
彼らも今、まさにその時間を経験しているのかもしれません。
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何度もくじけそうになりながら必死に登った山のてっぺんには、
あまりに美しい景色が広がっているから、
「このまま一生この景色を眺めていればいい」と
僕らはそう思ってしまうのかもしれません。
でも、その景色には実はそんなに価値はないのかもしれないです。
本当に大切なのは、頂上への最良ルートを考え続ける明晰な頭脳と、
崖から落ちてしまっても立ち直ることができる強靭な足腰と、
たとえすぐに視界が開けなくても、一歩一歩前に進もうとする熱い心だと思います。
いつまでもいつまでも素敵な景色の余韻に浸っていたら、
折角手に入れた、大切なものたちを腐らせてしまうでしょう。
だから僕は山を下りなければなりません。
次の絶景を目指して、新たなふもとからまたリスタートするために。
今回のエクスターンシップで、僕はこの登山にピリオドを打つつもりです。
ある種フレッシュなメンバーとケースワークをすることで、
もう一度、原点回帰することができればと思っています。
すなわち、山のふもとに立ち戻るつもりです。
そしたらまた次の目標に向かって、新しい一歩を踏み出したい。
まだ見ぬ絶景を目指して、ワクワクし続けたいです。
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それでは明日に備えて今日は早めに休みます!
またお会いしましょう。