No Reason Why
おはようございます。
アソシエイトの新木です。
年明けから非常に寒い毎日が続いております。
皆様体調など崩していらっしゃいませんでしょうか。
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人間は、理由もなく不幸になることが非常に嫌です。
本当は何の理由もなく、何の落ち度もなく不幸になることなんて沢山あるのですが、
そういう状況に遭遇するとすぐに、
「彼は食生活に気を使いすぎているから逆に病気になったのだ」
「彼女は真面目にやりすぎているから反感を買うんだ」
などと、本来存在しない因果関係を持ち出してみたり、挙句、
「前世の行いがまずかったのだろうね」
といった、もはや事実かどうかを検証する術もないような点に根拠を求めます。
これは逆もまた然りで、理由もなく幸福になることも嫌います。
誰かが幸福になったとき、何かと理由をつけたがります。
「彼は日ごろから頑張っていたからね」
「彼女は一生懸命だったから」など。
そしてそういう理由が見つからない場合には、
「こんなの間違ってる。社会がおかしい、狂ってる」と声を荒げます。
仕方がない部分もあります。
人間の本能だから。
偶然を偶然として受け入れることに対して僕たちはあまりに慣れていません。
そして難しいことを考えるのを極度に嫌います。
その結果、どう考えてもおかしい、単純な因果律で無理やり納得するしかないのです。
それを否定するつもりは毛頭ないけれど、
ただ、悲しいなあ、と思ってしまいます。
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それでは今週も残り1日、頑張ってまいりましょう。