大人になって。

 

2019年が始まってはや2週間(いや、まだ2週間しか経ってなかったのか。もう僕はすっかり2019の人間だというのに…笑)、皆様いかがお過ごしですか。

今週は成人式でしたね。成人された皆様はおめでとうございます。

振り返ってみても、20の1年間は色んな意味でキラキラした毎日でした。僕にとっては遠い青春です。悔いのない新成人1年をお過ごしください。

 

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今週は、ずっと「大人」って何だろうと考えています。

「大人」という言葉は次のように定義されています(定義厨乙)

・十分に成長した人(people who are mature enough)

・考え方や態度が十分に成熟している人、思慮分別がある人(people whose thoughts and attitudes are mature enough, sensible people)

matureって何だよ…………

 

僕は、大人の本質って不可逆性なのかな、と思っています。

その定義が一番しっくりきます。個人的には。

 

さいころは、あるいは子どもの頃は、色んな選択肢がありました。

小さいけれど未分化な細胞でした。これからどんな組織にも臓器にもなることのできるような無限の可能性を持った細胞。

でも大人になるにつれてだんだんと不可能が増えてきます。

瞳の細胞に突然脳細胞になれと言ったってもうなれないのと同じ。

大人になるということは可能性を失っていく喪失の過程なのかもしれません。

 

さらに踏み込んで、そうした不可逆性を否応なしに、あるいは無意識的に享受する姿勢を示す人を受動的大人、自ら不可逆性を享受しようと意欲的な態度を示す人を能動的大人、としてもいいかもしれません。

 

カッコいい大人になるためには、能動的大人にならなければならないと思います。

いつまでも選択肢を残してうじうじするのではなく、決め打ちでもとにかく先に進んでみなければ何も始まりません。

 

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とか色々書いていますが、

僕は、実はまだ自分は子どもだと信じています。笑

 

いつか素敵な大人になりたい…。