Did what we'd done come around?
Happy White Day.
アソシエイトの新木です。
皆さんいかがお過ごしですか。
バレンタインデーは世界共通のイベントですが、
ホワイトデーは東アジア諸国(日本、韓国、中国など)のみのイベントらしいです。
欧米ではバレンタインデーに男性からもプレゼントをすることが慣習らしく、
ホワイトデーを設ける必要がなかったのだとか。
僕は、
バレンタインにチョコレート等をくれた人にも、そうでない人にも、男性にも(笑)
ホワイトデーには沢山クッキーやビスケットなどを贈ってしまいます。
「新木くんにチョコあげたっけ?」「なんでオレにくれるの?」気にしない。
バレンタインもクリスマスもハロウィンも盆も正月もみんな形骸化してんだ。
ホワイトデーだって好きにやらせてくれよ、って思ってます。
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彼は因果応報論者で、全ての行いは必ず自分に返ってくると信じています。
人生の中で蒔いた種を刈り取る経験がすごく多かったようです。
そういう思考タイプの人は、基本的に人に優しくすることができるし、
一生懸命頑張り続けることができます。僕は彼を尊敬しています。
でも、因果応報論で切り取る人生は、世界は、殺伐とした厳しいものだとも思います。
全ての結果を自分で受け入れなければならないからです。
いい結果はもちろん、悪い結果にしかならなかったとしても、
その全てを自分のかつての行いに還元しなければならないからです。
いつかも書きましたが、僕らはreasoning(理由付け)が大好きで、
因果律が明らか(のように)に思えないことに対して大きなストレスを感じます。
だから僕は、だけど僕は、結果から前を向くことの方が好きです。
いい結果でも、悪い結果でも、過去を振り返って意味付けを行うよりも、
その先にある未来がどんな風になっていくのか考える方が好きです。
大切な試合の前に大きなけがをしてしまった時
「日頃の行いが悪かったからだ」「一生懸命やってなかったからだ」と思ってもいい。
でも、「マネジメントに挑戦できる」「チームの戦略を立ててもいい」と思って、
そのタイミングでしかできないことを模索する方が、僕はずっと好きです。
「悔しくないのか」「不誠実だ」「少しは落ち込んだらどうだ」と、
色んな声が聞こえてくるのもわかっています。だけど、
泣いて、怒って、悔やんで、惜しんで、自分を責めても、何も変わらないです。
だったら笑ってていいじゃん。前向きでいいじゃん。
不可抗力で落ち込むのは仕方ないけど、能動的に気分下げる必要はないよ。
努力するときも一緒。もちろん結果がでることが一番だと思います。
だけどいつも「今やってることのうち20%くらいが返ってくればいいな」
「今注いだ愛の10%分、いつか愛してもらえたらいいな」って、
僕はそんな風に考えて過ごしています。
勝ちにこだわるのも結構、とにかく全力を出し切るのも結構。
でも、僕はそういう哲学ではどうにも生きていけないのです。
まあでも、僕にしても彼にしてもたかだか二十数年の人生です。
これから先、ひょっとしたら今までに蒔いた種が目に見えない形で花を咲かせて、
その実が沢山空から降ってくるかもしれませんし、そんなことはないかもしれない。
むしろ誰かから折角収穫した実を強引に奪われてしまうかもしれない。
でも全部それでいい。奪われたら奪われたで、その後のことを考えよう。
僕はそんな風に思っています。
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花粉が飛散し、肌寒く、最悪の季節ですが、皆さん頑張ってまいりましょう。
僕らの最後の夏はもうすぐです。