12歳。

 

こんばんは。

アソシエイトの新木です。

 

皆さんどんな週末をお過ごしですか。

今日は昨日と打って変わってとても寒い一日でした。

なのに花粉は大量に飛散しており、それもとてもツライ。

寒いのか花粉飛ばすのかどちらかにしていただきたいところ。

 

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小学校6年生って、人生で訪れる最初の試練かもしれないと個人的には思ってます。

(個人差アリですが、だいたい小学校高学年~中学2年生くらいでは?)

 

10歳くらいまでは、みんな自分のことを天才か何かだと思っていると思います。

(これも個人差アリです)

僕は周りよりも頭がいいと思っていたし、才能に恵まれていると思っていました。

周りが僕と話が合わないのは周りのレベルが低すぎるからだと思っていました。

 

ところが12歳くらいになると、だんだんとそうではないことが分かってきます。

それまで何の気なしに解けていた算数の問題が突然難しくなって、

楽しかったドッチボールはルールがよくわからないサッカーに変わって、

体操着に着替える場所は男女で違うようになって(それは関係ないか)、

 

今まで同じように扱っていたもの、扱われていたものが、

だんだんそうでなくなってきてしまって、

そのせいでかえって自分が周りとさほど変わらない、

なんなら多少劣っている存在であることをありありと突きつけられるのです。

 

それってとても残酷なことです。

 

最近、そんな12歳の少年に会いました。

彼もまさに今、10年かけて積み上げてきた自意識の城が、

大きな音を建てて瓦解していく最中に身を置いていました。

 

いつまでも気づかないフリを続けることはできません。

城が崩壊して身動きが取れなくなってしまう前に、早く逃げ出すしかない。

決して簡単なことではないけれど。

 

みんなそうだとは思わないけど、

少なくとも僕は10代ってずっとずっと苦痛でした。

信じてほしい。20歳を過ぎたあたりから、もっとずっと楽になります。

ありのままの自分を愛せなくても、あるがままの世界を愛せなくても、

人生は素晴らしくないかもしれないけど、それはそれでいいって、思えます。

 

闘い続ける若き魂に敬意を表します。

 

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それではまた。

おやすみなさい。