Respect our youthful days.

 

僕の大切な後輩(2コ下)のひとりから、

「後輩たち(僕からすると4コ下くらい)がなってない!新木さんどう思います?」

みたいな相談を受けて、

「お、おう。そうなのか…」としばらく考えたこと。

 

確かに、ここ数年間で、色んなところが劇的に変わったな、って感じ。

1コ下の後輩は、僕に絶対タメ口きいたりしないし、お礼や挨拶も丁寧。

ところが4コ下とかになると、バリフランクな感じになる。

普通にLINEでスタンプめっちゃ送ってくるしね。笑。

 

ただ、とは言うものの、僕は限界抽象度オタクなので、

あんまりそういう特性を年齢に還元したくないんだよね。

若くても豊かで正確な敬語を話せるヤツだっているし、

義理堅くまめに連絡をしてくれるヤツだっている。

 

世代や時代の話にしてしまうと、理解するのは簡単だけど、

本当に考えるべき本質を見失ってしまうから、要注意だよ。

 

その上で。

自分の「正しい」を大事に大事に両腕に抱え込んで、

それを誰かに押し付けてしまうのはあんまり気持ちよくない。

気持ちよくなくない?

 

時には立ち止まって、自分の「正しい」が本当に正しいか考えるべき。

まあ、考えたところで正しいかどうかなんて一生わからないけど。

ただ、その正しさが誰かに届くかどうかは、「愛」があるかによると思う。

もし相手のことを心から愛せているのなら、伝わるよ。絶対にね。

 

正しいものってキレイだよね。

完全無農薬栽培の野菜にノンオイルのドレッシング塩分控えめかけたみたいな。

でもそれって本当に美味しいのかな?体にいいのかな?

ほんのひと切れ塩分と脂肪分たっぷりのフライドチキンを添えるだけで、

ぐっと美味しくなると思うんだ。彩豊になると思うんだ。

それは決して正しくてキレイなものじゃないんだけどね。

ビタミンは多少オイルがないとうまく吸収できないしな。

 

愛って、そういうものだと思う。

清く、正しいものだけでは僕らの体は吸収してくれないのさ。

愛が多すぎると高脂血症になってしまうけど、

でもやっぱりほんの一握りの愛は絶対に必要。

神に誓って。

 

だから、愛を確かめ合おうぜ。

そしたらどんな正しいも吸収してもらえるからさ。

それが僕の願いです。